この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋はいつでも平行線【完結】
第16章 *十六*
……もしかしなくても、これ、臣哉のいたずら?
あの呪いの品が置かれている部屋は鍵は掛けているけれど、マスターキーで開けられるし、品はアクリルケースに入れているけれど、個別で鍵は掛けていない。
さすがに宝石など、明らかに高価なものはあの部屋の隅に置いた金庫の中に置いてあるし、それはマスターキーでは開けられないから、それらはなかったけれど、それでも、ここに持ち出してくるなんて、信じられない!
これらをこのままにしておけないからと立ち上がろうとしたけれど、腰はガクガクだし、身体を動かしたらギシギシいうし、ほんと、容赦なさすぎる。
そういえば、臣哉はどうしたんだろう。
大人しく帰った……?
それならばいいけれど、まだここにいたら、色々厄介だなと思ったけれど、とにかく骨董たちをこのままにしておくわけにはいかないので、わたしは辛いのを我慢して、元の位置に戻そうと花瓶を手に取ったけれど、身体に痛みが走り、じゅうたんの上に転がった。
「あ……っ!」
慌てて拾おうとしたら、花瓶はごろりと転がってわたしの足に当たり、花を生ける口がわたしに向いたかと思ったら、まるで生きているかのように花瓶自らが動き、スカートの中に収まった。
臣哉はわたしを抱き潰したあと、身だしなみを整えるなんて優しさはなく、そのままにされていたため、下着はつけていない。
そのため、花瓶の口が、わたしの蜜口に直接、吸い付いてきた。
え、なにこれっ!
驚いてそのまま固まっていると、どういう仕組みかわからないけれど、花瓶の口が吸入を始めてしまったのだから、タチが悪い。
「ぁ……っ、んんっ」
初めての感覚と、絶妙な強さで吸い込まれる感触に、思わず喘ぎ声が洩れた。
「ぁ……っ、や、だ」
花瓶の口に吸いつかれ、ナカに吐き出された臣哉の精液がずるりと襞を撫でるようにして移動していく感覚に、腰から力が抜けて、じゅうたんにへたりこんでしまった。
それでも花瓶の口は離れることなく、思うがままにずるずるとすする。
しかも、吸入だけでは足りないのか、ひやりと冷たいなにかがナカを撫でていく。
「ひゃっ、ぁ、ぁぁぁっ!」
あの呪いの品が置かれている部屋は鍵は掛けているけれど、マスターキーで開けられるし、品はアクリルケースに入れているけれど、個別で鍵は掛けていない。
さすがに宝石など、明らかに高価なものはあの部屋の隅に置いた金庫の中に置いてあるし、それはマスターキーでは開けられないから、それらはなかったけれど、それでも、ここに持ち出してくるなんて、信じられない!
これらをこのままにしておけないからと立ち上がろうとしたけれど、腰はガクガクだし、身体を動かしたらギシギシいうし、ほんと、容赦なさすぎる。
そういえば、臣哉はどうしたんだろう。
大人しく帰った……?
それならばいいけれど、まだここにいたら、色々厄介だなと思ったけれど、とにかく骨董たちをこのままにしておくわけにはいかないので、わたしは辛いのを我慢して、元の位置に戻そうと花瓶を手に取ったけれど、身体に痛みが走り、じゅうたんの上に転がった。
「あ……っ!」
慌てて拾おうとしたら、花瓶はごろりと転がってわたしの足に当たり、花を生ける口がわたしに向いたかと思ったら、まるで生きているかのように花瓶自らが動き、スカートの中に収まった。
臣哉はわたしを抱き潰したあと、身だしなみを整えるなんて優しさはなく、そのままにされていたため、下着はつけていない。
そのため、花瓶の口が、わたしの蜜口に直接、吸い付いてきた。
え、なにこれっ!
驚いてそのまま固まっていると、どういう仕組みかわからないけれど、花瓶の口が吸入を始めてしまったのだから、タチが悪い。
「ぁ……っ、んんっ」
初めての感覚と、絶妙な強さで吸い込まれる感触に、思わず喘ぎ声が洩れた。
「ぁ……っ、や、だ」
花瓶の口に吸いつかれ、ナカに吐き出された臣哉の精液がずるりと襞を撫でるようにして移動していく感覚に、腰から力が抜けて、じゅうたんにへたりこんでしまった。
それでも花瓶の口は離れることなく、思うがままにずるずるとすする。
しかも、吸入だけでは足りないのか、ひやりと冷たいなにかがナカを撫でていく。
「ひゃっ、ぁ、ぁぁぁっ!」