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恋はいつでも平行線【完結】
第16章 *十六*
わたしのナカに、未知のなにかが蠢いている。
それはまるで、わたしのナカにある臣哉が吐き出したものをすするかのように、ナカを撫で、かきだしていっていた。
「あ、あ、ぁっ」
あんなに臣哉に擦られて痛かったのに、場所が場所なので、ナカを擦られたら感じてしまい、動きに合わせて声が出た。
しかも花瓶の口が敏感な陰核を刺激するのだからたまらない。
花瓶の縁が陰核を刺激して、ナカを擦られるだけというもどかしさに焦れていると、どれだけ経ったのか分からないけれど、急にきゅぽんという音がして、花瓶が外れた。
「……………………っ」
中途半端に高められた身体であったけれど、疲れ切っていて、それ以上の快楽を追求する気にならなかった。
しばらくの間、じゅうたんの上に突っ伏していたけれど、そういえば早いところ呪いの骨董を元の場所に戻しておかないといけないということを思い出し、力が入らない身体を必死に動かして、片付けることにした。
今度は問題なく品物を持つことができて、骨董が置かれている部屋まで無事に運びこむことができた。
部屋の明かりをつけて、見回したところで、少し不思議なことに気がついた。
あの骨董たち、臣哉が部屋に運んだのは間違いないとは思うのだけど、でも、アクリルケースが外された様子がなかったのだ。
臣哉が中から取り出して、また一ミリも狂わさないで戻すとはとうてい思えない。
そればかりか、普段の行いを考えたら、ケースを外したらそのあたりに投げ飛ばしておきそうだ。
おかしなこともあるものだと思いながらケースを取り、元の場所へ戻した。
それはまるで、わたしのナカにある臣哉が吐き出したものをすするかのように、ナカを撫で、かきだしていっていた。
「あ、あ、ぁっ」
あんなに臣哉に擦られて痛かったのに、場所が場所なので、ナカを擦られたら感じてしまい、動きに合わせて声が出た。
しかも花瓶の口が敏感な陰核を刺激するのだからたまらない。
花瓶の縁が陰核を刺激して、ナカを擦られるだけというもどかしさに焦れていると、どれだけ経ったのか分からないけれど、急にきゅぽんという音がして、花瓶が外れた。
「……………………っ」
中途半端に高められた身体であったけれど、疲れ切っていて、それ以上の快楽を追求する気にならなかった。
しばらくの間、じゅうたんの上に突っ伏していたけれど、そういえば早いところ呪いの骨董を元の場所に戻しておかないといけないということを思い出し、力が入らない身体を必死に動かして、片付けることにした。
今度は問題なく品物を持つことができて、骨董が置かれている部屋まで無事に運びこむことができた。
部屋の明かりをつけて、見回したところで、少し不思議なことに気がついた。
あの骨董たち、臣哉が部屋に運んだのは間違いないとは思うのだけど、でも、アクリルケースが外された様子がなかったのだ。
臣哉が中から取り出して、また一ミリも狂わさないで戻すとはとうてい思えない。
そればかりか、普段の行いを考えたら、ケースを外したらそのあたりに投げ飛ばしておきそうだ。
おかしなこともあるものだと思いながらケースを取り、元の場所へ戻した。