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恋はいつでも平行線【完結】
第18章 *十八*
 雪さんはたまに不可解なことを言うのだけど、今回は今までの中で一番、理解不能だった。
 呪いの品が羨ましいって、一体どういうことっ?

「せっかく人の姿になっているのだから、このまま柚希さまを食べてしまおうかしら」
「あっ、あのっ、雪、さ……んっ」

 食べるってなんですかっ!
 と突っ込もうとしたところで、雪さんの手が不穏に動き始め、胸を揉んでいた手は、するりと太股をなぞり始めた。
 雪さんのその仕草に、ぞくりと身体が震えた。

「ふふっ、濃厚になってきた」
「あ、や……だ、雪さん」
「柚希さまのあそこ、直接舐めたら、すごく甘くて美味しいのでしょうね」

 雪さんはそう言うと、わたしの耳元で舌なめずりをした。
 ひいいい、怖いです!

 太股を撫でていた雪さんの手は、足の付け根をなぞり始めた。
 雪さんは、わたしの後ろからそうやって触っているのだけど、特に強い力で拘束している訳ではないのだから、されるがままになっているいわれはない。
 それなのに、身体はどういうことか、動かすことができなかった。

「どうしてスカートではないのですか」

 非難がましい雪さんの言葉に、首を振った。
 だって、スカートだと臣哉が……っ!

「あっ」

 雪さんは素早くお腹に手を這わすと、寝るのにきついからと、ファスナーが緩められていたみたいで、隙間から手を滑り込ませてきた。

「ゃぁっ」
「そんな甘えるような制止の声では、止めるどころか、煽ってるだけで、ますます続ける気にしかなりませんよ」

 雪さんの手は容赦なく潜り込んできて、足の付け根をまさぐられ、下着の横から指を入れられ、蜜口を直接、撫でられた。

「ひゃっ」
「すごい、洪水」
「や……だっ、雪さんっ!」
「身体の火照りと、頭の痛みを取ってあげましょう」
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