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喰われる人妻 菜穂
第33章 喰われる人妻 菜穂(33)
近藤からの口撃に、菜穂は次第に反論する力を失っていった。
菜穂は近藤が言っている事を否定する事はできなかったのだ。
あの夜、確かに菜穂は男を身体を自ら欲しがった。
夫以外の男のペニスを受け入れ、積極的に快感を欲し、自分から腰を振る淫らな姿も天野の前で披露してしまった。
あの時の自分を、菜穂はまだ消し去る事ができていなかったのだ。
近藤はそんな菜穂の身体をソファに押し付けたまま、スカートの中に手を入れた。
「あっ!イヤッ近藤さん!」
「言ったじゃないか、君がこれからやる仕事を、俺が教えてやるって。」
「ああ……」
近藤の手はあっさりスカートの奥まで入り込み、菜穂の秘部を下着の上から触ってきた。
「ん?おいおい菜穂ちゃん、ここすげぇ濡れてるけど?」
「……だ、ダメ……」
そして近藤の手は、その下着の濡れ具合の不自然さにすぐに気付く。
「……なんかこれ、いくらなんでも濡れすぎじゃないか?尻の方までビショビショだぞ?」
「……」
横に背けた顔を赤くする菜穂。
「フハハッ、そうか。菜穂ちゃん、正直に言えよ?俺がここに来るまで1人で何してたんだ?」
「……イヤ……」
「オナニーしてただろ?」
「……」
菜穂は黙り込んでしまい、やはりそれを否定しなかった。