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喰われる人妻 菜穂
第46章 喰われる人妻 菜穂(46)
「それにしても子供を幼稚園に迎えに行くのは随分と久しぶりだな。お母さんじゃなくてお父さんが迎えに来たら、喜んでくれるかな。」
電車の中で我が子の笑顔を思い浮かべて、1人微笑む智明。
そして智明は窓の外の景色を眺めながらここ数年の事を思い出していた。
会社の倒産、そしてなかなか決まらなかった再就職。
今までの人生で一番辛い時期であった事は確かだ。
少し前までは全く心に余裕が持てていなかった。
それが打って変わって今はこんな穏やかな気持ちでいられる。
今は働く事も、家族といる時間も、全てが楽しくて幸せだった。
――それもこれも、今の会社を紹介してくれた友人の近藤と、天野部長のお陰だな――
智明は心から天野と近藤に感謝していた。
2人共自分をどん底から救ってくれた恩人だ、と。
しかしまさか今、その天野部長と近藤に、妻の身体を弄ばれているとは、智明は知る由もなかった。
「ハァ……んっんっあっあっ……」
「奥さん、小溝君は何と言ってました?」
「ハァ、子供を迎えに行ってくれるって……あっンァ…」
「それは良かった、じゃあ今日はもう少し楽しめそうですね。それより奥さん、近藤君にチンポを挿れられながら旦那さんと電話するのは、どんな気分でした?興奮しましたか?」
「……」
「ほら!答えろよ!」
バックの体位で繋がっていた近藤は、そう乱暴な言い方をすると、菜穂の尻を強く手で叩いた。
バチーンッ!!
「ああんっ!!」