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喰われる人妻 菜穂
第47章 喰われる人妻 菜穂(完)
菜穂が天野の秘書として働き始めてから1ヶ月が過ぎようとしていた。
当初は週に3~4日の出勤という話だったはずだが、それがいつの間にか平日は毎日、時には土日にも菜穂は天野に呼び出されるようになっていた。
そしてその度に、菜穂は天野や近藤に身体を捧げていた。
まさにセックス三昧の毎日。
そして天野と近藤による調教で、菜穂の身体はすっかり過敏体質に変わり果ててしまっていた。
乳首や陰核など、元からの性感帯だけではなく、背中や腕や脚を触られただけでも感じてしまう。
もっと言えば、菜穂は天野の顔を見たり声を聞いたりするだけでアソコをグッショリと濡らしてしまうほどに調教が進んでいた。
天野の調教は身体だけではなく、頭の中、脳にまで及ぶ。
天野に対しては絶対従属、命令は必ず守らなければならないと、菜穂はマインドコントロールに近い形で脳を支配されてしまっていた。
当然、それだけの事をしておいて、ほかの生活に影響が出ない訳がない。
菜穂が帰りが遅くなったり休日に天野に呼び出される度に、育児は夫の智明にやってもらっていた。
その替わりに智明は会社からの指令で定時帰宅の日が多くなったものの、智明がそれに対して何も思わない訳がない。
菜穂の秘書としての給料はかなり高い。だから智明の残業時間が減って給料が多少下がっても、菜穂が働いている分、寧ろ家計の収入は倍増している。
しかし家族で過ごす時間は極端に減っていた。