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喰われる人妻 菜穂
第18章 喰われる人妻 菜穂(18)
「奥さん、次に何をやるのか、分かっていますよね?」
そう言って天野は菜穂の手を掴んで、強引に自分の股間の膨らみをパンツ越しに触らせた。
「ぁ……」
手が触れた部分を、思わず凝視してしまう菜穂。
パンツ越しに伝わってくる感触は柔らかであったが、膨らみはすでに大きい。
まだ勃起していないのにこれだけの大きさを感じるペニスとは、いったいどんなモノなのだろうと、つい考えてしまう。
「この中身に興味があるみたいですねぇ、奥さん。」
「ぇ……ち、違……」
「ハハッ、そんなに気になるなら見せてあげますよ、ほら。」
天野はそう言って自らパンツを下げて脱ぎ捨てると、菜穂の前で堂々と下半身を露出した。
「キャッ……」
毛深い股間にぶら下がる、ずっしりと重そうなペニスと玉袋が、菜穂の視界に入ってきた。
見ちゃダメだと思いながらも、視線が天野の股間の方へ向いてしまう。
――イヤ…………――
久しぶりに見る男性器。
欲求不満で自慰をしていた時には、これを想像する事もあった。
でも、夫・智明のモノとは明らかに違う。
色も形も大きさも。
智明のモノはこんなに赤黒くなかったし、こんなに太くて、先端の部分も大きくはなかった。
「ハハッ、やっぱり興味津々じゃないですか。」
そう言われ、顔を赤くして慌てて視線を外す菜穂。
「奥さん、男の喜ばせ方くらいは知っていますよね?」
「……。」
「奥さんにも奉仕はして貰いますよ。言いましたよね?今の奥さんの使命は私を満足させる事だと。私が奥さんに快感を与えたのだから、今度は奥さんの番だ。」
〝使命……〟
そう、今の菜穂には、選択肢はない。
家族の未来のためには、天野の言う事を聞くしかない。どっちみちやるしかないのだ。
「さぁ奥さん、お願いしますよ。」
何を求められているかは分かっている。
もちろん、こういう事は経験がない訳ではない。智明にもした事はあるのだから。
もう一度天野の股間を見る菜穂。
……ゴクッ……
生唾を飲み込むように菜穂の喉が動く。
そして菜穂はドキドキと胸を高鳴らせながら、ゆっくりと手をそこに伸ばしていった。