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喰われる人妻 菜穂
第29章 喰われる人妻 菜穂(29)
タオルで口を抑えていても、菜穂はあまりの気持ち良さに漏れる声を我慢する事ができない。
それにさっきまで世間話をしていたはずの後ろの席の社員や近くに座っている社員達が、皆会話を止めて黙ってしまっている。
もしかして気付かれてしまっているのかもしれないと、不安が頭を過る。
さらにそれに加えて天野の指の激しい抽送のせいで、クチュクチュグチャグチャと粘液質で卑猥な音が漏れていた。
これだけの声や音、普通に考えて近くの人に聞こえていない訳がない。
――ダメ……聞かれちゃう……ああ……――
それでも菜穂はあまりの快感に天野の動きを止める事も抵抗する事もできず、寧ろ身体はもっと欲しいと股をさらに大きく開いていってしまう。
そして菜穂は前を見てある事に気付いた。
バスの運転手がバックミラーでこちらをチラチラと見ていたのだ。
――イヤ!見られてる……!――
手を動かし続けていた天野も運転手の視線に気付いたのか、ニヤニヤと笑いながらこう口を開いた。
「運転手さん、あと何分くらいで着きます?」
「えっ!?あ、えーっと……あと15分くらいですかねぇ。」
「そうですか、では後ろにも気を付けて運転してください。バックミラーでちゃんと見ながらね。」
「え……あ~はいはい。ハハッ、しっかり安全運転で行きますから大丈夫ですよぉ。」
運転手は突然声を掛けられ最初動揺していたが、天野のその意味深な言葉の意図を理解したようで、笑みを浮かべていた。
「奥さん、もう分かってますよね?運転手がこちらを見てますよ。それに周りの社員達もさっきから私達のしている事に気付いるみたいだ。」
――そんな……うそ……いやぁ――
「おおー、今オマンコがキュンキュン締まりましたよ。やっぱり恥ずかしいと感じちゃうんですね奥さん。だったらもっと見てもらいましょうよ。」
そう言うと天野はひざ掛けを捲くり上げて、菜穂の裸の下半身を運転手に見えるように露出させた。
すると運転手はミラー越しに目を丸くして驚いていた。
「ああ…ダメェ……」
「ハハッ、奥さん、もうどうせ周りにはバレているんですから、思いっきりイッていいですよ。」