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早熟した果実たち
第2章 ー奈都(13)公平(15)ー
向きを変えて、俺は、心結に腕枕をした。
腕枕っていうより、抱き締める形に近いかな?だから、奈都の両足の間に、俺の片足が挟まってる。
(俺)「そういや、さっきなんで、泣いてたんだ?俺、なんかした?」
「いや、なんもしてないけど?」
(俺)「じゃ、なんで?」
「お兄ちゃん。好きな人、いるの?」
(俺)「えーっと、それは、だな。いると言えば、いる。いないと言えば、いない。」
「それじゃ、答えになってない。」
¨言ったら、どうなる?傷つける事になるかなぁ?¨
(俺)「奈都は?好きなやつ、いねぇの?」
「いるよ。」
¨だよなぁ。可愛い部類だし。¨
(俺)「そっかぁ。いたかぁ。」
「うん。お兄ちゃん!」
(俺)「そっかぁ。お兄ちゃんかぁ。」
¨って、俺?!¨
腕枕っていうより、抱き締める形に近いかな?だから、奈都の両足の間に、俺の片足が挟まってる。
(俺)「そういや、さっきなんで、泣いてたんだ?俺、なんかした?」
「いや、なんもしてないけど?」
(俺)「じゃ、なんで?」
「お兄ちゃん。好きな人、いるの?」
(俺)「えーっと、それは、だな。いると言えば、いる。いないと言えば、いない。」
「それじゃ、答えになってない。」
¨言ったら、どうなる?傷つける事になるかなぁ?¨
(俺)「奈都は?好きなやつ、いねぇの?」
「いるよ。」
¨だよなぁ。可愛い部類だし。¨
(俺)「そっかぁ。いたかぁ。」
「うん。お兄ちゃん!」
(俺)「そっかぁ。お兄ちゃんかぁ。」
¨って、俺?!¨