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兄と妹の暑い夏
第3章 俊次、部屋で1人
 そして明日日曜、そんな花凜と久々に2人っきりで出かけることが決定したのだった。




 好きな子と2人っきりで出かけるということで弾む気持ちももちろんあった。

 でもそれと同時に、気持ちを抑えられるだろうかという不安が俊次を襲い続けている。

 さすがに手を繋ぐこともないし、身体的接触はないだろうと予測できるが、それでも安心できない俊次。

 たとえば無防備な花凜が目の前でしゃがみ込み、スカートの下の下着を見せ付けるだけで、俊次のシンボルは瞬時に反応を開始しそうだった。

 そんなことがばれてはもう、秘めている恋心も見透かされかねないと思い俊次は心配になってくる。



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