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兄と妹の暑い夏
第2章 花凜、アタックを開始する
 リビングにてテレビを見ながら俊次が呟いた。

「どうして隠しもしないんだよ」

 俊次の頭の中は、ついさっき見た花凜の胸のことで一杯だ。

 あれ以降、テレビの内容は全く頭に入ってこなくなっていた。




 俊次はさっきの光景を頭の中で再生する。

 花凜の胸は、当然のことではあるが、まだ幼かった頃一緒にお風呂に入ったときよりずっと膨らんでいた。

 形が良い綺麗な乳房、ピンク色をした乳首、火照りがうかがえる肌―――。

 入浴中ということで、乳房や乳首も湯で濡れていて、そのことも俊次の目を引いた。

 ズボンと下着の下で、俊次のシンボルはむくむくと大きくなっていく。

 動画や画像などで見たことは何度もあるものの、ああして生で女の裸の胸を見たことは俊次にとって生まれて初めてのことだった。




 オナニーをしたい衝動が抑えきれず、俊次はテレビを消して立ち上がる。

 さっきの光景だけを頭に思い浮かべながら俊次は自分の部屋へと向かった。



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