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篠突く - 禁断の果実 -
第5章 本編五話 運命、そして (前編)

棒の部分を根元からゆっくりと上に舐めていき、悠は孝哉にやられたのと同じように彼を焦らす。次いで、孝哉の裏筋を急に下から撫で上げるように舐めると、彼の口から「あっ」という小さな喘ぎ声が漏れた。悠は、弟がそうされるのに弱いことを知っている。片手で数えられるくらいしか行為をしたことがないため、まだまだ未熟な彼女だが、だんだんと孝哉の気持ち良いところがわかってきていた。
そののち、少し厚くて血色の良い唇が、先端に口づけるように押し当てられる。そして、悠はそれにぴったりと唇を沿わせて徐々に大きく開いていき、舌も密着させたまま、孝哉の陰茎を中ほどまでゆっくりと飲み込んだ。そこで悠は、顔の位置はそのままに、目だけを上に動かして孝哉を見た。不意に上目遣いをされ、孝哉はごくりと生唾を飲んだ。
「姉さん……さっきから、わざとやってる?」
孝哉の呆れたようなその問いに、悠は目を細めて笑っただけですぐに行為を再開した。初めのうちは、ずっと口を開けているのが辛くてしょっちゅう孝哉の陰茎に歯を立ててしまっていた悠だが、今ではそのようなこともなくなり、こうして悪戯をするまでになった。
そののち、少し厚くて血色の良い唇が、先端に口づけるように押し当てられる。そして、悠はそれにぴったりと唇を沿わせて徐々に大きく開いていき、舌も密着させたまま、孝哉の陰茎を中ほどまでゆっくりと飲み込んだ。そこで悠は、顔の位置はそのままに、目だけを上に動かして孝哉を見た。不意に上目遣いをされ、孝哉はごくりと生唾を飲んだ。
「姉さん……さっきから、わざとやってる?」
孝哉の呆れたようなその問いに、悠は目を細めて笑っただけですぐに行為を再開した。初めのうちは、ずっと口を開けているのが辛くてしょっちゅう孝哉の陰茎に歯を立ててしまっていた悠だが、今ではそのようなこともなくなり、こうして悪戯をするまでになった。

