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おじさまと咲姫
第10章 悠眞
「貶したかと思えば、今度は褒めるのかよ。まあ、悪い気はしないけど」
扇情的な眼差しを向けられて、咲姫の頬は火照る一方だった。
「悠眞の事じゃないし…!」
「お前の王子さまとおんなじ顔だろーが」
おかしくてしょうがないという風に、爆笑される。
咲姫の完敗だった。
悔しくって仕方ないけど、口では悠眞には到底勝てない。
苦虫を噛み潰したような咲姫を暫し観察していたが、やがて悠眞はひとつの提案をした。
「もうさ。『王子さま』はいい加減やめにしたら?」
「…やめないって言ったじゃん」
「お前も言った通り、俺達もう三十だし?王子さまにも年齢制限あるんじゃねぇの、いくらなんでも」
「…そ、それはっ」
言い返したかったけど、確かに年々『王子さま』って呼ぶのも無理あるかも-密かに、思ってた。
扇情的な眼差しを向けられて、咲姫の頬は火照る一方だった。
「悠眞の事じゃないし…!」
「お前の王子さまとおんなじ顔だろーが」
おかしくてしょうがないという風に、爆笑される。
咲姫の完敗だった。
悔しくって仕方ないけど、口では悠眞には到底勝てない。
苦虫を噛み潰したような咲姫を暫し観察していたが、やがて悠眞はひとつの提案をした。
「もうさ。『王子さま』はいい加減やめにしたら?」
「…やめないって言ったじゃん」
「お前も言った通り、俺達もう三十だし?王子さまにも年齢制限あるんじゃねぇの、いくらなんでも」
「…そ、それはっ」
言い返したかったけど、確かに年々『王子さま』って呼ぶのも無理あるかも-密かに、思ってた。

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