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おじさまと咲姫
第3章 目印
でも。
最悪命を落としていてもおかしくなかったのに、今日もこうして生きている。
感謝してもしきれない。
自分だって、傷を負ったのに。
自分の身の危険も顧みず、まだ小さな子供だった私を守ってくれた。
正真正銘、彼は命の恩人だ。
そうして、事故後。
自分の足が以前と同じようには動かなくなってしまった事を、秘かに気にし出した頃。
親にも言えず悶々としていたのを、たまたま家に来た彼に軽く打ち明けた時があった。
『もっとちゃんと咲姫を守ってあげれなくて、ごめんね』
そう、頭を下げられた。
びっくりして、そして泣きそうになった。
まさか彼が謝ってくるだなんて。
彼にそんな事を言わせたくって、喋ったわけではない。
今しも涙を零しそうな情けない顔で彼を見れば、弱々しく微笑まれた。
最悪命を落としていてもおかしくなかったのに、今日もこうして生きている。
感謝してもしきれない。
自分だって、傷を負ったのに。
自分の身の危険も顧みず、まだ小さな子供だった私を守ってくれた。
正真正銘、彼は命の恩人だ。
そうして、事故後。
自分の足が以前と同じようには動かなくなってしまった事を、秘かに気にし出した頃。
親にも言えず悶々としていたのを、たまたま家に来た彼に軽く打ち明けた時があった。
『もっとちゃんと咲姫を守ってあげれなくて、ごめんね』
そう、頭を下げられた。
びっくりして、そして泣きそうになった。
まさか彼が謝ってくるだなんて。
彼にそんな事を言わせたくって、喋ったわけではない。
今しも涙を零しそうな情けない顔で彼を見れば、弱々しく微笑まれた。

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