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おじさまと咲姫
第13章 確率
「…あれ、でもユウさんは?」
-もう、いいの?
再び唐揚げに箸をつけた咲姫に、瑠璃子は問いかけた。
瑠璃子は、咲姫に好きなひとがいる事は知っていた。
それが十三年来の初恋のひとで、でも年の差故ちっとも本気にしてもらえてない事も。
「もういい?」
咲姫は質問の意図が分からない。
そんな咲姫にまどろっこしさを感じた瑠璃子は、大きめの声で繰り返す。
「北城先輩に決まってるじゃないの!デートしたって事は、もう付き合うって返事したの?ユウさんはもういいって事?」
まさか!-咲姫は瞬時に叫んだ。
「ユウの事、ちっとも良くなんかないよ。…でも、先輩に返事もしてない。正確には…出来なかったって言うか」
「なにそれ?あんたはどうしたいのよ?」
「私は…」
咲姫は答えられない。
どうしたいのか-言葉に詰まる。
自分の気持ちがあるのは彼ではない。
自分が好きなのは、ユウ。
それだけははっきりと言える。
彼の想いには応えられない。
だから、きちんと断らないといけない。
-もう、いいの?
再び唐揚げに箸をつけた咲姫に、瑠璃子は問いかけた。
瑠璃子は、咲姫に好きなひとがいる事は知っていた。
それが十三年来の初恋のひとで、でも年の差故ちっとも本気にしてもらえてない事も。
「もういい?」
咲姫は質問の意図が分からない。
そんな咲姫にまどろっこしさを感じた瑠璃子は、大きめの声で繰り返す。
「北城先輩に決まってるじゃないの!デートしたって事は、もう付き合うって返事したの?ユウさんはもういいって事?」
まさか!-咲姫は瞬時に叫んだ。
「ユウの事、ちっとも良くなんかないよ。…でも、先輩に返事もしてない。正確には…出来なかったって言うか」
「なにそれ?あんたはどうしたいのよ?」
「私は…」
咲姫は答えられない。
どうしたいのか-言葉に詰まる。
自分の気持ちがあるのは彼ではない。
自分が好きなのは、ユウ。
それだけははっきりと言える。
彼の想いには応えられない。
だから、きちんと断らないといけない。

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