この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おじさまと咲姫
第16章 仮面
「友達が誕生会してくれた時一杯だけワイン飲んだけど、それはイタリア料理店だったし。誕生日の夜は家族でお祝いしたけど、家で缶酎ハイだったし。だから飲み目的で居酒屋は、ほんとに今日が初です」
そうなんだ-昴はいつもの如く、爽やかな笑みを咲姫に向けた。
「円城寺の初めての日に一緒にいられて、なんかすげぇ嬉しいな」
咲姫は気恥ずかしく、とりあえず黙って頷くしかない。
初めての日-なんとなく、卑猥な響き。
自分が考え過ぎなのだろうか。
なんだか他の意味も含んでいそうで、赤面してしまう。
でも彼の笑顔を見る限り一点の陰りもなく-咲姫は自分の頭から雑念を払うように、軽く振った。
「大丈夫?円城寺?」
心配そうに覗き込まれる。
いきなり近づいた昴の顔に、咲姫は飛び去る。
「だ、大丈夫ですっ。ごめんなさいっ」
「いたっ!ちょっと、咲姫。あんたほんとに馬鹿力なんだからさ-」
-気をつけてよ。
思いきり体当たりされる形となった右隣りの瑠璃子が、喚く。
そうなんだ-昴はいつもの如く、爽やかな笑みを咲姫に向けた。
「円城寺の初めての日に一緒にいられて、なんかすげぇ嬉しいな」
咲姫は気恥ずかしく、とりあえず黙って頷くしかない。
初めての日-なんとなく、卑猥な響き。
自分が考え過ぎなのだろうか。
なんだか他の意味も含んでいそうで、赤面してしまう。
でも彼の笑顔を見る限り一点の陰りもなく-咲姫は自分の頭から雑念を払うように、軽く振った。
「大丈夫?円城寺?」
心配そうに覗き込まれる。
いきなり近づいた昴の顔に、咲姫は飛び去る。
「だ、大丈夫ですっ。ごめんなさいっ」
「いたっ!ちょっと、咲姫。あんたほんとに馬鹿力なんだからさ-」
-気をつけてよ。
思いきり体当たりされる形となった右隣りの瑠璃子が、喚く。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


