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おじさまと咲姫
第17章 口実
家族以外の誰かの為に作ったのは、咲姫にとっても久々だったので、上手に完成させられるか心配だった。
それだけに最高に褒めちぎられ、一気に緊張が緩んだ。
咲姫もようやく、自分用に切り分けたケーキを一口頬張る。
我ながら今回のレモンケーキは上出来-機嫌良く味わう咲姫の耳に、悠聖の声が届いた。
「でもほんと、気なんか遣わないで良かったのに」
真向いのソファに座った悠聖は、半分ほどケーキを食べたところでフォークを一旦置いた。
「お礼なんてさ…俺ら別になんにもしてないのに?」
「や…でもっ。夕飯ご馳走になったし。調子に乗って私、食べまくっちゃったし。帰りは悠聖と悠眞に送ってもらったし。…それから、悠眞にはお昼も連れて行ってもらったし」
「そんなの全然、改まってお礼される事じゃないよ。当たり前の事だろ?」
「でもっ。この間お母さんと一緒にここに来た時、持って来れば良かったんだろうけど。その時は気が回らなくって-」
-遅くなってごめんね?
咲姫が呟けば、悠聖は目を細めた。
それだけに最高に褒めちぎられ、一気に緊張が緩んだ。
咲姫もようやく、自分用に切り分けたケーキを一口頬張る。
我ながら今回のレモンケーキは上出来-機嫌良く味わう咲姫の耳に、悠聖の声が届いた。
「でもほんと、気なんか遣わないで良かったのに」
真向いのソファに座った悠聖は、半分ほどケーキを食べたところでフォークを一旦置いた。
「お礼なんてさ…俺ら別になんにもしてないのに?」
「や…でもっ。夕飯ご馳走になったし。調子に乗って私、食べまくっちゃったし。帰りは悠聖と悠眞に送ってもらったし。…それから、悠眞にはお昼も連れて行ってもらったし」
「そんなの全然、改まってお礼される事じゃないよ。当たり前の事だろ?」
「でもっ。この間お母さんと一緒にここに来た時、持って来れば良かったんだろうけど。その時は気が回らなくって-」
-遅くなってごめんね?
咲姫が呟けば、悠聖は目を細めた。

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