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おじさまと咲姫
第19章 遭遇
「お前を信じるからな。この状況で痴漢呼ばわりされたら、流石に言い訳出来ない」
笑う悠眞の息遣いに、真っ赤な顔はより色濃くなる。
「しないし…そんなの」
-助けてもらって、そんな事絶対しない。
息苦しさを覚えながらも告げれば、悠眞の喉が鳴った。
頼むよ-穏やかな声音に、咲姫は無言ながらもしっかりと頷いた。
腰に回っていた腕はやがて緩まり、互いの身体の間に多少なりとも隙間が作られた。
ようやく身体の強張りが少し解け、咲姫は安堵の息を吐く。
その時。
背後の彼が安心したように微かに息を漏らしたのは-気のせいじゃない。
それでもまだ遠慮がちに、腰付近に彼の手は添えられたままだった。
自分を気遣っての事だろうとは分かるけど、こんな状態があと数十分も続くなんて、正直身がもちそうになかった。
困窮してると、悠眞が呟いた。
笑う悠眞の息遣いに、真っ赤な顔はより色濃くなる。
「しないし…そんなの」
-助けてもらって、そんな事絶対しない。
息苦しさを覚えながらも告げれば、悠眞の喉が鳴った。
頼むよ-穏やかな声音に、咲姫は無言ながらもしっかりと頷いた。
腰に回っていた腕はやがて緩まり、互いの身体の間に多少なりとも隙間が作られた。
ようやく身体の強張りが少し解け、咲姫は安堵の息を吐く。
その時。
背後の彼が安心したように微かに息を漏らしたのは-気のせいじゃない。
それでもまだ遠慮がちに、腰付近に彼の手は添えられたままだった。
自分を気遣っての事だろうとは分かるけど、こんな状態があと数十分も続くなんて、正直身がもちそうになかった。
困窮してると、悠眞が呟いた。

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