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おじさまと咲姫
第20章 動揺
『大した事じゃないのに、天気が悪い中わざわざ来なくても』的な事を言った記憶はあるが-そんな事ではないと思うし。
「…分かんね」
漏らす悠眞に、咲姫は脱力するしかなかった。
こんなにも傷付き、こんなにも怒(いか)ってる自分が-馬鹿らしくなる。
呆気にとられ何も言えない咲姫に、悠眞は告げる。
「分かんねぇけど、でも何かしたって言うなら謝るよ。この通りちょっと口が悪いけど、悪気は殆どないんだ」
-だから、許せ。
真顔で言われ。
もうちょっとで涙が零れそうだった事も、いつしか忘れ始めてる自分がいた。
「…ちょっとじゃないと思うけど」
-口の悪さ。
ぼそりと吐けば、悠眞は苦笑いした。
「…分かんね」
漏らす悠眞に、咲姫は脱力するしかなかった。
こんなにも傷付き、こんなにも怒(いか)ってる自分が-馬鹿らしくなる。
呆気にとられ何も言えない咲姫に、悠眞は告げる。
「分かんねぇけど、でも何かしたって言うなら謝るよ。この通りちょっと口が悪いけど、悪気は殆どないんだ」
-だから、許せ。
真顔で言われ。
もうちょっとで涙が零れそうだった事も、いつしか忘れ始めてる自分がいた。
「…ちょっとじゃないと思うけど」
-口の悪さ。
ぼそりと吐けば、悠眞は苦笑いした。

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