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おじさまと咲姫
第20章 動揺
「折角の休みに毎週のように…しかも連絡もなしに来られて、迷惑なのぐらい分かってる。だからこんな事頼むのもどうかと思うんだけど…でも、一言言う間だけは…その短い時間だけは、嫌そうにしないでくれたら嬉しい。それだけ言ったら帰ろうって思ってたの。ほんとだよ?」
咲姫は切々と訴える。
「たまたま帰りの電車が一緒になっただけ。目の前でふらふらされたら、そりゃ、手を貸さないわけにはいかないよね。やろうと思ったんじゃなく、やらざるを得なかったって分かってる。そんな事で今更お礼を言われてもって悠眞が思うのも、凄くよく分かる。でも-」
真剣な双眸で見れば、彼もまた同じようなそれを向けた。
「でもやっぱり私、悠眞に助けてもらったから。なんでも出来るのは本当なの。けど突発的なものには、どうしても普通の人と同じようにはいかない時がある。どうしても無理な場合がある」
-だからきっと、転んでた。
咲姫の唇が、きゅっと結ばれた。
「助けてくれてありがと。いつも気にかけてくれて…ありがとう」
面と向かっては恥ずかしかったけど、ようやく言えた。
咲姫は切々と訴える。
「たまたま帰りの電車が一緒になっただけ。目の前でふらふらされたら、そりゃ、手を貸さないわけにはいかないよね。やろうと思ったんじゃなく、やらざるを得なかったって分かってる。そんな事で今更お礼を言われてもって悠眞が思うのも、凄くよく分かる。でも-」
真剣な双眸で見れば、彼もまた同じようなそれを向けた。
「でもやっぱり私、悠眞に助けてもらったから。なんでも出来るのは本当なの。けど突発的なものには、どうしても普通の人と同じようにはいかない時がある。どうしても無理な場合がある」
-だからきっと、転んでた。
咲姫の唇が、きゅっと結ばれた。
「助けてくれてありがと。いつも気にかけてくれて…ありがとう」
面と向かっては恥ずかしかったけど、ようやく言えた。

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