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おじさまと咲姫
第22章 失恋
「…も、ほんと意地悪っ!」
テーブルを挟んだ向かい側のソファーに乱暴に座り、咲姫は麦茶を乾いた喉に流し込んだ。
意地悪過ぎる彼への怒りも、一気に飲み干すように。
女子にしては豪快な飲みっぷりの咲姫に、苦笑いを浮かべつつ。
悠眞の思考は、またしても逆戻りする。
「やっぱり、完全に元通りってわけにはいかないか」
呟かれ。
咲姫は飲みかけのグラスから唇を離した。
「男ならまだともかく。女の身体に一生残る傷…つけちまったな」
今はもうミニスカートに隠れてる傷痕に、悠眞は苦い溜め息を漏らす。
はっきりと見たのは-きっと、初めて。
十三年前の事故の痕を、まさかこんな形で目の当たりにする事になるなんて。
本当に久し振りに彼女と再会して、数える程しか顔を合わせていないけど。
その度に短いスカートの裾から微妙に覗く痕が-密かに気になっていた。
確かめたくもあったけど-場所が場所なだけに、まさか捲って見せてみろとも言えず。
テーブルを挟んだ向かい側のソファーに乱暴に座り、咲姫は麦茶を乾いた喉に流し込んだ。
意地悪過ぎる彼への怒りも、一気に飲み干すように。
女子にしては豪快な飲みっぷりの咲姫に、苦笑いを浮かべつつ。
悠眞の思考は、またしても逆戻りする。
「やっぱり、完全に元通りってわけにはいかないか」
呟かれ。
咲姫は飲みかけのグラスから唇を離した。
「男ならまだともかく。女の身体に一生残る傷…つけちまったな」
今はもうミニスカートに隠れてる傷痕に、悠眞は苦い溜め息を漏らす。
はっきりと見たのは-きっと、初めて。
十三年前の事故の痕を、まさかこんな形で目の当たりにする事になるなんて。
本当に久し振りに彼女と再会して、数える程しか顔を合わせていないけど。
その度に短いスカートの裾から微妙に覗く痕が-密かに気になっていた。
確かめたくもあったけど-場所が場所なだけに、まさか捲って見せてみろとも言えず。

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