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おじさまと咲姫
第23章 決心
「まあまあいい感じです、北城先輩」
「なら、良かった」
瑠璃子の答えに素直に満足したらしく、昴も笑った。
咲姫はテーブルの下で、調子のいい親友の脚を突いてみせる。
「痛った…!」
瑠璃子の叫びに、昴は反応する。
「朝霧?」
-どうしたの?
心配そうな昴に、咲姫は慌てて横から口を挟む。
「なんでもないです、先輩っ。ちょっと私の脚が瑠璃子にぶつかっちゃっだけで!」
-大袈裟に痛がってみせてるだけです。
咲姫は笑みを張りつける。
「あんたねぇ。大袈裟でもなんでもなくてほんとに…!」
-痛かったんだってばっ。
それでもなお被害を訴えようとしてくる瑠璃子の椅子を、咲姫は後ろに勢いよく引いた。
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