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おじさまと咲姫
第27章 清爽
穏やかで、晴れ晴れとしたその笑顔に、昴は鼓動を速めてしまう。
断られたとは言え、未だに好きな気持ちに変わりなく。
こんな間近で笑われれば-胸が高鳴るのは必然だった。
「十三年間の想いを最後に伝える事が出来て。それを全て受け止めてもらえて。これからもずっと変わらず好きだとも言ってもらえて。何もしないまま終わりにしないで良かったって、心から思える。こんなにすっきりとした気持ちになれたのは、北城先輩のお蔭です」
-本当に、ありがとうございました。
感謝を告げられ、昴は急いで頭を振った。
「俺は何もしてないよ。お節介だったかなって、後から悔やんだぐらいだし」
「しましたよ。この間は私を嬉し泣きさせて。また今、凄く嬉しがらせてます」
「そういやあの時は、朝霧に鬼の形相で睨まられたっけな」
昴が苦虫を噛み潰したような顔で呟けば、咲姫は声を上げて笑った。
「私が誤解させるような事したから。済みません」
「いや…円城寺が元気になれるなら、俺は何度朝霧に誤解されても構わないよ」
真摯に言い切られ、今度は咲姫の心臓が跳ね上がる番だった。
断られたとは言え、未だに好きな気持ちに変わりなく。
こんな間近で笑われれば-胸が高鳴るのは必然だった。
「十三年間の想いを最後に伝える事が出来て。それを全て受け止めてもらえて。これからもずっと変わらず好きだとも言ってもらえて。何もしないまま終わりにしないで良かったって、心から思える。こんなにすっきりとした気持ちになれたのは、北城先輩のお蔭です」
-本当に、ありがとうございました。
感謝を告げられ、昴は急いで頭を振った。
「俺は何もしてないよ。お節介だったかなって、後から悔やんだぐらいだし」
「しましたよ。この間は私を嬉し泣きさせて。また今、凄く嬉しがらせてます」
「そういやあの時は、朝霧に鬼の形相で睨まられたっけな」
昴が苦虫を噛み潰したような顔で呟けば、咲姫は声を上げて笑った。
「私が誤解させるような事したから。済みません」
「いや…円城寺が元気になれるなら、俺は何度朝霧に誤解されても構わないよ」
真摯に言い切られ、今度は咲姫の心臓が跳ね上がる番だった。

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