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おじさまと咲姫
第30章 無駄
知らずきっと、軽蔑の眼差しをしていたのだろう。
突き刺さる冷たい視線に程なく気付いた昴は、咲姫を見て飛び上がる程に驚いた。
「え、え、えんじょうじ…!」
それは滑稽なくらいに昴はどもり、その顔は耳まで赤く染まる。
時、既に遅し-咲姫が感情のない双眸で見続ければ、昴は今まで見た事がないくらい慌てた様子で、必死に弁明を始める。
「円城寺、これは違うんだ。これはあの…!」
一生懸命な昴に、瑠璃子は横槍を入れてくる。
「北城先輩だって男ですもん。おっきな胸が目の前にあれば、見ちゃいますよねえ?」
「うん、そう。男はみんな見るに決まって…って、朝霧!からかうなよ。そうじゃないって!」
「分かりますってば。無意識のうちに、目がいっちゃってたんですよね。いやらしい気持ちはこれっぽっちもないにもかかわらずつい…ですよね?」
「いやらしい気持ちなんかあるわけないだろっ。…確かにちょっとだけ見惚れた事は、み…認めるけどさ」
嘘の吐けない昴は、事実は事実としてきちんと白状してくる。
突き刺さる冷たい視線に程なく気付いた昴は、咲姫を見て飛び上がる程に驚いた。
「え、え、えんじょうじ…!」
それは滑稽なくらいに昴はどもり、その顔は耳まで赤く染まる。
時、既に遅し-咲姫が感情のない双眸で見続ければ、昴は今まで見た事がないくらい慌てた様子で、必死に弁明を始める。
「円城寺、これは違うんだ。これはあの…!」
一生懸命な昴に、瑠璃子は横槍を入れてくる。
「北城先輩だって男ですもん。おっきな胸が目の前にあれば、見ちゃいますよねえ?」
「うん、そう。男はみんな見るに決まって…って、朝霧!からかうなよ。そうじゃないって!」
「分かりますってば。無意識のうちに、目がいっちゃってたんですよね。いやらしい気持ちはこれっぽっちもないにもかかわらずつい…ですよね?」
「いやらしい気持ちなんかあるわけないだろっ。…確かにちょっとだけ見惚れた事は、み…認めるけどさ」
嘘の吐けない昴は、事実は事実としてきちんと白状してくる。

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