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おじさまと咲姫
第30章 無駄
どうにか忘れようとしてるのに、これではまるきり逆効果だった。
切なくもあり。
こんな事、声に出してなんて決して言えないけれど-喜んでしまってる。
「…反則だろ」
再度昴は呟いた。
彼女の親友の比じゃない。
反則級の可愛さと艶(なま)めかしさで、自分を誘ってきてる。
こんな姿を見て平気でいられるはずがない。
それが好きな女なら尚更。
想いを忘れるどころ確実に。
想いは上乗せされていた。
『いやらしい気持ち』で見始めている自分を戒めるように、そろそろ立ち去るべく無理矢理足を動かそうとして-視界に入る。
これまでだって、ミニスカートの裾から見え隠れはしていた。
ショートパンツやサークル活動の折、はっきり目にする事もあった。
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