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おじさまと咲姫
第31章 限界
嘘でも断じて『見てない』と否定出来ない昴に、瑠璃子は堪え切れずに爆笑する。
「正直過ぎですってば、北城先輩!」
ふたりのやり取りを聞いてた咲姫もまた、羞恥から俯いてしまう。
「いいですよー。私、他の友達誘って行くんで。咲姫は先輩に譲ります」
腰を上げた瑠璃子を、昴は焦って止める。
「え、ほんとに?…いや、そうじゃなくて。やっぱだめだ、女の子だけで行くのは-」
「大丈夫です。その辺の男子掴まえますから」
言うが早い。
瑠璃子は手を振って、近くで談笑してるグループに向かって行った。
残されたふたりは恥ずかしさから、ただ黙っているしかない。
しかし、いつまでもそうしてはいられず-昴は意を決して、口を開いた。
「…ごめん。今日はなんかみっともないとこばっか晒して」
「…いえ」
咲姫としてもとりあえず、そう答えるしかない。
「じろじろ見てたつもりはないけど…もしも円城寺の気に障っていたら、ごめんな」
「いえ、そんな事は…!」
自己嫌悪に陥りかける昴に、咲姫は急いで首を振った。
「正直過ぎですってば、北城先輩!」
ふたりのやり取りを聞いてた咲姫もまた、羞恥から俯いてしまう。
「いいですよー。私、他の友達誘って行くんで。咲姫は先輩に譲ります」
腰を上げた瑠璃子を、昴は焦って止める。
「え、ほんとに?…いや、そうじゃなくて。やっぱだめだ、女の子だけで行くのは-」
「大丈夫です。その辺の男子掴まえますから」
言うが早い。
瑠璃子は手を振って、近くで談笑してるグループに向かって行った。
残されたふたりは恥ずかしさから、ただ黙っているしかない。
しかし、いつまでもそうしてはいられず-昴は意を決して、口を開いた。
「…ごめん。今日はなんかみっともないとこばっか晒して」
「…いえ」
咲姫としてもとりあえず、そう答えるしかない。
「じろじろ見てたつもりはないけど…もしも円城寺の気に障っていたら、ごめんな」
「いえ、そんな事は…!」
自己嫌悪に陥りかける昴に、咲姫は急いで首を振った。

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