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おじさまと咲姫
第33章 疑念
そんな彼を苦笑いして見送っていた咲姫だったが、はたと気付く。
悠聖が自分の部屋に向かい、この広い空間に彼とふたりきりになった事実を。
恐る恐る右側を窺えば、悠眞もまたこちらを向いていた。
どきんとし。
咲姫がちょっと身を引けば、悠眞は怪訝そうに眉を寄せた。
「…なに?」
不機嫌そうな声音に、咲姫は速攻で首を振る。
「なんでもない、です…」
「お前ってほんとおかしいよな」
「そんな何回もおかしいおかしい言わないでよっ」
「でもおかしいだろ、実際?」
真顔で返され、咲姫は言葉に詰まる。
大好きだったひとと同じ顔で見つめられれば、そりゃ挙動不審にもなるよ-喉まで出かかった言葉は呑み込む。
頭をフル回転し、別の話題を探す。
悠聖が自分の部屋に向かい、この広い空間に彼とふたりきりになった事実を。
恐る恐る右側を窺えば、悠眞もまたこちらを向いていた。
どきんとし。
咲姫がちょっと身を引けば、悠眞は怪訝そうに眉を寄せた。
「…なに?」
不機嫌そうな声音に、咲姫は速攻で首を振る。
「なんでもない、です…」
「お前ってほんとおかしいよな」
「そんな何回もおかしいおかしい言わないでよっ」
「でもおかしいだろ、実際?」
真顔で返され、咲姫は言葉に詰まる。
大好きだったひとと同じ顔で見つめられれば、そりゃ挙動不審にもなるよ-喉まで出かかった言葉は呑み込む。
頭をフル回転し、別の話題を探す。

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