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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「…やっ、やらしい事言わないでっ」
食卓に乱暴に箸を置き、咲姫は前方に身を乗り出すようにして彼を小声で詰る。
「何が?俺がどんな卑猥な事を言ったって?」
余裕の態度に圧倒され、咲姫はまたしても睨まれた蛙のようになってしまう。
いい加減に学習しろ、自分-毎回思うのだが。
いざとなると彼の纏う雰囲気に呑まれ、結局成すがままになってしまう。
「いやらしいって…一体なんの話?」
ふたりの様子を窺っていた悠聖が呟き、咲姫の恥ずかしさに輪をかかる。
なんでもないと否定するより早く、悠眞が右隣りの悠聖に素っ気なく告げた。
「得意の妄想だろ」
咲姫の頭の中の線が一本切れた。
無意識のうちにテーブルの下で、再び脚を伸ばしていた。
だが当然と言えば当然なのだが-そこに彼の脚はない。
もう一回ぐらい蹴り上げてやりたかった咲姫のがっかり感は、正直半端ない。
渋々脚を引っ込めようとし-何かが咲姫に触れた。
驚いた咲姫が逃れるより早く、前方から伸びた脚が彼女の足首を絡み取った。
食卓に乱暴に箸を置き、咲姫は前方に身を乗り出すようにして彼を小声で詰る。
「何が?俺がどんな卑猥な事を言ったって?」
余裕の態度に圧倒され、咲姫はまたしても睨まれた蛙のようになってしまう。
いい加減に学習しろ、自分-毎回思うのだが。
いざとなると彼の纏う雰囲気に呑まれ、結局成すがままになってしまう。
「いやらしいって…一体なんの話?」
ふたりの様子を窺っていた悠聖が呟き、咲姫の恥ずかしさに輪をかかる。
なんでもないと否定するより早く、悠眞が右隣りの悠聖に素っ気なく告げた。
「得意の妄想だろ」
咲姫の頭の中の線が一本切れた。
無意識のうちにテーブルの下で、再び脚を伸ばしていた。
だが当然と言えば当然なのだが-そこに彼の脚はない。
もう一回ぐらい蹴り上げてやりたかった咲姫のがっかり感は、正直半端ない。
渋々脚を引っ込めようとし-何かが咲姫に触れた。
驚いた咲姫が逃れるより早く、前方から伸びた脚が彼女の足首を絡み取った。

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