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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「咲姫。今日は何時までいれるの?」
「え…特にいつまでってのはないけど。でも昨日からお世話になりっ放しだから-」
-トランプ少ししたら、帰ろうかなって。
伝えようとしたのだが、悠聖の弾んだ声に掻き消される。
「なら午後までいなよ。お昼もさ、咲姫の好きなもの、みんなでどこかに食べに行こうよ」
-な、悠眞?
同意を求められ、悠眞は探るように咲姫を見た。
「焼肉以外ならありがたいけど」
「二日連続では、いくら私でも行かないってーのっ」
どんだけ肉食だと思われてるのだろうか-咲姫は少々落ち込んでしまう。
「そうか?お前なら十分有り得そうだけど」
悠眞の軽口に、咲姫は正直に白状する。
「…そりゃ、二日連続でも余裕で食べれるけどさ」
「ほらな」
「でも『食べれる』のと『食べたい』のは違うもん」
咲姫は頬を膨らます。
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