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おじさまと咲姫
第34章 払拭
「な?咲姫がいると、みんな嬉しくて楽しいんだよ。誰も迷惑だなんて思ってない」
-だから今日一日、ゆっくりしてってよ。
悠聖の笑顔に、咲姫は自然と頷いていた。
「うん。…あ、でもさ、悠聖は今日どこにも行かないの?」
折角の日曜日、彼女と会ったりしないのかな。
自分が昨夜いきなり泊まってしまったばかりに、予定を狂わせてしまったんじゃないだろうか。
そんな咲姫の心の内を読んだかのように、悠聖は笑みを重ねた。
「休みだからって、必ず一緒とは限らないだろ?ひとりで何かしたい時もあれば、友達と遊びたいときだって…それは咲姫も同じじゃない?」
「…うん」
「今日は友達と買い物に行くんだって。だから俺、ちょうど暇してたんだ」
-咲姫が遊んでくれないと、寝て過ごすしかない。
悠聖の大真面目な頼み事に、咲姫は吹き出した。
「うん。トランプする。負けないからね。昼ご飯は…オムライスが食べたいな」
咲姫が答えれば、目の前の悠眞が腰を上げた。
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