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おじさまと咲姫
第37章 次回
最初はぽかんとしていた昴だったが、数秒後にようやく言われた意味を解した。
「俺、円城寺に何か良からぬ事をしようとしてるって思われてた?」
微かに笑えば、図星とばかりに咲姫の頬は更に赤みを増した。
何も答える事が出来ない。
「今日一日、ずっと人の多い明るい場所にいたろ?密室にふたりきりでいたならともかく…そんなの出来るわけがない」
昴の回答に、咲姫は焦る他ない。
自意識過剰な自分がとてつもなく恥ずかしかった。
「そ…ですよね」
この話題はこれで終わりにしよう-思っていたら、昴が爆弾を落とした。
「良からぬ事は隙あらば常にしたい思ってるけど。初日からは流石にまずいだろうから控えてた。そんな気持ちにならないようにわざと人が沢山で、ふたりだけにならない場所を、円城寺と行く場所に選んだ」
さらりと言われ、咲姫は急いで昴を見た。
視線が合えば、昴は笑っていた。
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