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おじさまと咲姫
第37章 次回
「…って、思ってたのにな」
暫し見つめ合った後、昴が口を開いた。
何がですか?-咲姫が尋ねるより早く、右手を不意に攫われた。
びっくりしてるうちに、自分の右手と彼の左手は繋がれていた。
その真意を問うように昴を確認すれば、彼は弾けたように笑った。
「すげぇ可愛い顔で見てくるから、最後の最後でやっぱ我慢出来なくなった」
-円城寺が悪い。
言い訳するように呟き、昴は咲姫の指に自らのそれを絡めた。
本当の恋人同士のように手を繋がれ、咲姫の心臓は一段と大きく跳ね上がった。
「…先輩」
「うん?」
「…何も、しないって」
恥ずかしさを隠すように少しだけ咎めるように言うが-当の本人はどこ吹く風だった。
「いつも心配なんだよな」
「心配?」
「うん。隣りを歩いてる円城寺が、ちょっとでも俺の視界から消えそうになると」
-だから、こうして手を繋いでいたい。
握られた手に力が籠められた。
彼の温かさを、よりはっきりと感じる。
暫し見つめ合った後、昴が口を開いた。
何がですか?-咲姫が尋ねるより早く、右手を不意に攫われた。
びっくりしてるうちに、自分の右手と彼の左手は繋がれていた。
その真意を問うように昴を確認すれば、彼は弾けたように笑った。
「すげぇ可愛い顔で見てくるから、最後の最後でやっぱ我慢出来なくなった」
-円城寺が悪い。
言い訳するように呟き、昴は咲姫の指に自らのそれを絡めた。
本当の恋人同士のように手を繋がれ、咲姫の心臓は一段と大きく跳ね上がった。
「…先輩」
「うん?」
「…何も、しないって」
恥ずかしさを隠すように少しだけ咎めるように言うが-当の本人はどこ吹く風だった。
「いつも心配なんだよな」
「心配?」
「うん。隣りを歩いてる円城寺が、ちょっとでも俺の視界から消えそうになると」
-だから、こうして手を繋いでいたい。
握られた手に力が籠められた。
彼の温かさを、よりはっきりと感じる。

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