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おじさまと咲姫
第39章 不快
「…ごちそう、さまです」
咲姫の小さな呟きに悠眞は微かに頷き、自分は完全に紙袋から手を離した。
思いの外ずっしりとした重量が、咲姫ひとりの片手にかかる。
落としそうになり、慌てて左手も添えた。
「アイスクリームと…あとはなんだっけな、ソルベ?って言ったか…それに保冷剤も入ってるから、結構重量あるぞ」
苦笑いして告げられて、咲姫は袋の中をそっと覗く。
高級果物店の名前が印字された個別の容器が見えた。
半分と彼は言ったが-それにしては多いような数量が入ってる気がした。
咲姫が疑問に思っていれば、それを見透かしたように悠眞は笑った。
「うちではあんま、そういうのを消費する奴はいない」
「…なの?でも甘いもの、みんな嫌いじゃなかったよね?」
自分が作って持ってくケーキは、いつだって美味しいって食べてくれてたはず。
そこまで思考を働かせ-突如、嫌な考えが浮かんでしまう。
咲姫の小さな呟きに悠眞は微かに頷き、自分は完全に紙袋から手を離した。
思いの外ずっしりとした重量が、咲姫ひとりの片手にかかる。
落としそうになり、慌てて左手も添えた。
「アイスクリームと…あとはなんだっけな、ソルベ?って言ったか…それに保冷剤も入ってるから、結構重量あるぞ」
苦笑いして告げられて、咲姫は袋の中をそっと覗く。
高級果物店の名前が印字された個別の容器が見えた。
半分と彼は言ったが-それにしては多いような数量が入ってる気がした。
咲姫が疑問に思っていれば、それを見透かしたように悠眞は笑った。
「うちではあんま、そういうのを消費する奴はいない」
「…なの?でも甘いもの、みんな嫌いじゃなかったよね?」
自分が作って持ってくケーキは、いつだって美味しいって食べてくれてたはず。
そこまで思考を働かせ-突如、嫌な考えが浮かんでしまう。

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