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おじさまと咲姫
第40章 綺麗
目の前の交差点がちょうど赤色の信号に変わり、悠眞は車を停めた。
後ろを振り返りたかったが-それを抑えて、彼女の答えを待つ。
たった数秒の間なのに、その何倍もの時間に思えた。
それだけに、最悪のそれではなかった彼女の返答に、悠眞は力が抜けた。
「ううん。そんな事ないよ?」
咲姫があっさり告げてきた。
今度こそ悠眞は背後に顔を向けた。
そこにはいきなりこちらを向かれびっくりしている彼女が、肩を竦めていた。
「ど、したの…ゆうま?」
「…なんでもない」
きょとんとしている顔は-嘘偽りない。
そう判断した悠眞は安心し、前に向き直った。
「なんでもないって…そんないきなり振り向いておきながらさあ-」
-なんでもありますって、言ってるようなもんじゃん。
咲姫は不満の声を上げるが、車を発進させた悠眞はもう何も言ってはこない。
後ろを振り返りたかったが-それを抑えて、彼女の答えを待つ。
たった数秒の間なのに、その何倍もの時間に思えた。
それだけに、最悪のそれではなかった彼女の返答に、悠眞は力が抜けた。
「ううん。そんな事ないよ?」
咲姫があっさり告げてきた。
今度こそ悠眞は背後に顔を向けた。
そこにはいきなりこちらを向かれびっくりしている彼女が、肩を竦めていた。
「ど、したの…ゆうま?」
「…なんでもない」
きょとんとしている顔は-嘘偽りない。
そう判断した悠眞は安心し、前に向き直った。
「なんでもないって…そんないきなり振り向いておきながらさあ-」
-なんでもありますって、言ってるようなもんじゃん。
咲姫は不満の声を上げるが、車を発進させた悠眞はもう何も言ってはこない。

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