この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おじさまと咲姫
第40章 綺麗
普段は誰に対しても卑屈にならず生きているのに、久々に深く落ちた。
年に一、二度あるかないかの、負のスイッチ。
一旦入ってしまうと、底まで辿り着いてしまう。
落ちるところまで落ちれば、程なく立ち直りもするのだけれども。
そこまで考え、思い出す。
今年は落ち込み頻度が高いのかもしれない。
春、サークルの食事会の帰り。
ユウと一緒にいた『矢崎さん』を目撃し、目の前が真っ暗になった。
それから、傷ひとつないスカートから覗く彼女の脚に、激しく嫉妬した。
大好きなユウと一緒にいて。
大好きなユウの隣りを歩く、その綺麗な脚。
妬いてしまって当然だった。
でも、悠眞は?
彼は違う。
彼の事も勿論『好き』だけど。
そういう『好き』じゃない。
なのにどうして彼女に嫉妬してしまったのだろう。
年に一、二度あるかないかの、負のスイッチ。
一旦入ってしまうと、底まで辿り着いてしまう。
落ちるところまで落ちれば、程なく立ち直りもするのだけれども。
そこまで考え、思い出す。
今年は落ち込み頻度が高いのかもしれない。
春、サークルの食事会の帰り。
ユウと一緒にいた『矢崎さん』を目撃し、目の前が真っ暗になった。
それから、傷ひとつないスカートから覗く彼女の脚に、激しく嫉妬した。
大好きなユウと一緒にいて。
大好きなユウの隣りを歩く、その綺麗な脚。
妬いてしまって当然だった。
でも、悠眞は?
彼は違う。
彼の事も勿論『好き』だけど。
そういう『好き』じゃない。
なのにどうして彼女に嫉妬してしまったのだろう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


