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おじさまと咲姫
第40章 綺麗
「泣くなよ」
崩れかけた咲姫の顔に、悠眞は瞬時に釘を刺す。
「お前の泣いた顔は、綺麗でも可愛くも全然ねぇからな」
-それは言っとく。
ついさっきとは真逆の手厳しい意見-でも、この時ばかりは腹は立たなかった。
「むりぃ…っ」
喉の奥から声が漏れた。
怒るどころか嬉しかった。
優しい彼に涙が零れた。
こんなにも感激させておきながら-泣くなだなんて。
「むり…も、ぜったい、むり…っ」
絶対無理に決まってる-。
咲姫は身体を前方に曲げて、自分の両膝に突っ伏すようにして本格的に泣き始めた。
「…お前はなぁ、声の大きさも半端なく可愛くないんだよ」
わあわあ泣き喚く咲姫に、悠眞は溜め息を吐いた。
いくら車内は締め切っているとは言え、この音量では外に漏れ聞こえている可能性も十分あった。
崩れかけた咲姫の顔に、悠眞は瞬時に釘を刺す。
「お前の泣いた顔は、綺麗でも可愛くも全然ねぇからな」
-それは言っとく。
ついさっきとは真逆の手厳しい意見-でも、この時ばかりは腹は立たなかった。
「むりぃ…っ」
喉の奥から声が漏れた。
怒るどころか嬉しかった。
優しい彼に涙が零れた。
こんなにも感激させておきながら-泣くなだなんて。
「むり…も、ぜったい、むり…っ」
絶対無理に決まってる-。
咲姫は身体を前方に曲げて、自分の両膝に突っ伏すようにして本格的に泣き始めた。
「…お前はなぁ、声の大きさも半端なく可愛くないんだよ」
わあわあ泣き喚く咲姫に、悠眞は溜め息を吐いた。
いくら車内は締め切っているとは言え、この音量では外に漏れ聞こえている可能性も十分あった。

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