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おじさまと咲姫
第41章 吃驚
彼とどこかに行くのは、この夏休みで当たり前の事になりつつあり。
どこに行っても楽しいのは紛れもない事実。
でもこれは、彼氏彼女のデートではない。
自分達は付き合ってはおらず、あくまでも大学の先輩後輩の関係。
彼のほんとの気持ちは違うだろうけど-自分の中でそれは変わらないから。
だから万が一にでも、なにか心境の変化があったのだろうか-そんな風に思われたらと、危惧してもいた。
スカート一枚の事に大袈裟過ぎる?-思わなくもないけれど。
「いや。見慣れてないから、ちょっとびっくりはしたけれど」
-でも、長いスカートもすげぇ似合ってる。
昴に褒められ、咲姫は照れてしまう。
「円城寺は何を着ても可愛いよ」
お決まりのように付け足された言葉に、咲姫は恥ずかしくて堪らない。
「…そういうの、だからいつも言わないで下さいって」
赤くなりながら小声で願えば、昴は笑った。
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