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おじさまと咲姫
第41章 吃驚
おとなになったんだから。
怪我だって治ったんだから。
とっくの昔に平気になっているんだから。
心配しないで-思っていたけれど。
彼の中ではいつまで経っても子供で。
いつまで経っても小学生で。
私は一生、心配され続けるのかもしれない-。
「円城寺はそれが不満なの?」
沈んだ咲姫の耳に、昴の声が届く。
「妹じゃ不服?」
「先輩?」
「子供のままじゃだめ?」
「そりゃ…一応二十歳(はたち)になったし。そろそろおとなとして見てくれてもいいのにって、思わないと言ったら嘘に-」
-なる。
最後まで言えなかった。
怪我だって治ったんだから。
とっくの昔に平気になっているんだから。
心配しないで-思っていたけれど。
彼の中ではいつまで経っても子供で。
いつまで経っても小学生で。
私は一生、心配され続けるのかもしれない-。
「円城寺はそれが不満なの?」
沈んだ咲姫の耳に、昴の声が届く。
「妹じゃ不服?」
「先輩?」
「子供のままじゃだめ?」
「そりゃ…一応二十歳(はたち)になったし。そろそろおとなとして見てくれてもいいのにって、思わないと言ったら嘘に-」
-なる。
最後まで言えなかった。

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