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おじさまと咲姫
第41章 吃驚
「ユウマさんの中で円城寺は子供だとしても。俺には違う。俺は円城寺の事、ちゃんとひとりのおとなとして見てる。おとなの女として見てる。だから円城寺を好きになった」
昴の告白に咲姫は僅かに口を開(ひら)くものの、何も発せない。
「それじゃ不服?」
からかいを乗せた視線を向けられ-咲姫は無言で首を振る。
「なら。ユウマさんの事で、そんな顔しないでよ」
「そんな?」
「すげぇ残念そうな顔」
昴に図星を指され、咲姫は羞恥に染まる。
「円城寺の事、俺がちゃんと一人前の女として見てる。好きでいる。だから-」
-俺にしとけよ、円城寺。
真摯な昴の双眸を、咲姫はじっと見返すしかない。
恥ずかしくて-返事など出来っこなかった。
ひたすらにこちらを見つめてくる咲姫に、やがて昴は負けた。
視線を逸らし、速まる鼓動をどう誤魔化そうか考えあぐねていたところで-天の助けのように、目的地が見えた。
安堵の息を漏らし、昴は敢えていつもの数倍明るい調子で咲姫に告げた。
昴の告白に咲姫は僅かに口を開(ひら)くものの、何も発せない。
「それじゃ不服?」
からかいを乗せた視線を向けられ-咲姫は無言で首を振る。
「なら。ユウマさんの事で、そんな顔しないでよ」
「そんな?」
「すげぇ残念そうな顔」
昴に図星を指され、咲姫は羞恥に染まる。
「円城寺の事、俺がちゃんと一人前の女として見てる。好きでいる。だから-」
-俺にしとけよ、円城寺。
真摯な昴の双眸を、咲姫はじっと見返すしかない。
恥ずかしくて-返事など出来っこなかった。
ひたすらにこちらを見つめてくる咲姫に、やがて昴は負けた。
視線を逸らし、速まる鼓動をどう誤魔化そうか考えあぐねていたところで-天の助けのように、目的地が見えた。
安堵の息を漏らし、昴は敢えていつもの数倍明るい調子で咲姫に告げた。

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