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おじさまと咲姫
第41章 吃驚
「円城寺。ほら、店に着いた」
今日ランチをする予定の店はすぐそこだった。
開店とほぼ同時くらいだったが、既に何人かの人達が外まで連なっていた。
店に到着し、彼だけでなく咲姫もまたほっとしていた。
この状態がずっと続いたらどうしようと、正直焦っていたのだ。
「やっぱりもう並んでるね。早く来て正解だった。三十分くらいは待つかもしれない」
-円城寺、待っていられる?
昴に訊かれ。
咲姫は速攻で頷いた。
「全然平気です。美味しい食べ物の為なら、尚更です」
「うん。じゃあ並ぼう」
咲姫の元気な答えに昴は吹き出し、共に行列の最後尾に並ぶ。
高い位置でひとまとめになってる髪の毛。
長い後れ毛が風に揺れている。
項を伝う汗を指で拭う様子を密かに眺めていれば-不意にこちらを見た彼女と目線が合った。
昴は慌てて目を外す。
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