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おじさまと咲姫
第42章 接吻
「大抵の怖いのは平気なんで、そんなこと絶対しません」
「絶対なんて言い切られると、なんだかすげぇ凹む。かこつけて、手のひとつも握りたいって思っていたのに。円城寺と当たり前のように手を繋げるのは、まだ先か」
-残念だな。
同じ言葉を繰り返されたが-恥ずかしさに何も返せない。
手だったら、最近割と頻繁に繋ぐようになったじゃないですか-とは言えない。
手どころか、さっきは肩だって-思い出し、増々どぎまぎしてしまう。
日陰に導かれる際。
極自然に、肩に。
心臓が飛び出すかと思った。
肩を抱かれ-当然のように彼に身体も寄った。
危うく彼の胸に顔をつけそうになり-どうにか踏み止まった。
やがて手を離してくれ、ほっとしたのも束の間。
今度は自らの腰に、その手は宛がわれていた。
呼吸を忘れた。
波打つ胸の音が耳元でした。
そんな風にまでしてきたのに『残念』だなんて。
「絶対なんて言い切られると、なんだかすげぇ凹む。かこつけて、手のひとつも握りたいって思っていたのに。円城寺と当たり前のように手を繋げるのは、まだ先か」
-残念だな。
同じ言葉を繰り返されたが-恥ずかしさに何も返せない。
手だったら、最近割と頻繁に繋ぐようになったじゃないですか-とは言えない。
手どころか、さっきは肩だって-思い出し、増々どぎまぎしてしまう。
日陰に導かれる際。
極自然に、肩に。
心臓が飛び出すかと思った。
肩を抱かれ-当然のように彼に身体も寄った。
危うく彼の胸に顔をつけそうになり-どうにか踏み止まった。
やがて手を離してくれ、ほっとしたのも束の間。
今度は自らの腰に、その手は宛がわれていた。
呼吸を忘れた。
波打つ胸の音が耳元でした。
そんな風にまでしてきたのに『残念』だなんて。

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