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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第6章 NASAの敏腕女史-またの名を女同士のバトルとも言う



「たった数ヶ月で、本当に1年で卒業出来る目処を立てるとは…
20才の秀才の名は伊達じゃないのかな?」


「へっ?
紀永、何でそれ知ってるの!?」


ぁたし、一言も言ってないし……



「ネットで有名になってるの知らない?
勧誘の企業数が300を超えているとか??」


「・・・
知らなかった・・・」


だって、企業の方はMITのサポートスタッフ任せで、更にぁたしは一切興味無く全部断っているから、そんな数になっていたなんて全然知らなかった。



「呑気だね…
世界中で注目の的なのに……」


「どこかの企業に就職する気なんて無いから、全部サポートスタッフ任せで、そんな数が来ていたなんて聞いてないもん」


残りのシュークリームをパクリ…
うん、美味しかった。


だけど、注目の的と言われても、ぁたし自身その気が無いんだから、幾ら来られても無駄なのに…


早く社会に出たいとは思ったけど、それは紀永に少しでも追い付きたいで、早乙女関係以外、全く眼中になんか無い‥スタッフさん断るの大変だろうなー



「うーん…
流石に断り切れなくて、企業の技術アドバイザー的な事はしてるよ?
ほら、MITって企業との繋がりが強いから、研究室を貰っている限り、何かしないと駄目だしね」


「確かに卒業と就職が直結しているような‥いや、在学中から勧誘や引き抜きは多いとは聞いた事はある」


「うん、確かに多い…
企業スポンサーが強いから……
その分、研究資金や必要な物は、必要以上に出してくれる‥MITの特徴」


ぁたしも端末を倍に増やして貰えた…
更に、普通入れないような大企業のサーバーにも入れるように……


これ、全てスポンサーからの提供。


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