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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ
時間の都合もあるから、講義は一番後ろで少しだけ聞く事に…
講義自体は、特別学生や一般で許可を取った大人の人も混じる事があるから、紀永が講義に居ても何の問題も無い。
"意外にレベル高い"
流石に話すのはね…
だから、ノートと鉛筆くらいは用意していたぁたし…
"第3学部のだから、水準は少し高め"
こう‥ノートでのやり取りって、中学か高校生のノリ…
でも、紀永とこういうのって、新鮮で良いかも……
"なるほど"
第3学部…
要するに、入学3年目の講義、そろそろ応用編に入るってところ。
博士の特別講義では無く一般だから、講義内容なんてこんなもの…
とは言っても、普通よりは遥かに高水準なんだろうとは思う。
"これなら全て分かるから、次行こうか?"
"OK"
10分程度で全て分かるか‥流石紀永には物足りなかった‥らしい・・
「次は何処?」
「ん…
美紀の研究室で構わないかい?」
「良いけど、途中で購買に寄ってコーヒー買って行こう?」
「ああ…」
広いMIT内、購買も複数個所にあるので、講堂から研究室までの道のりに、購買があったりする。
普通サイズのアイスコーヒーを2個頼み‥とは言え日本で言ったら、ビッグサイズだが…
袋に入れて貰い、そのままコンピューター学の研究室が並ぶ場所へ……
"ピッ!"
カードでセキュリティー解除してから、鍵で扉を開ける‥あの時、博士から貰ったやつね。
「セキュリティー対策はしっかりしている」
「企業提携が多いから…
どの研究室もこんな感じだよ」
ぁたしの研究室は、殆ど端末とモニター
企業別に端末を使っていたら、こんな数になってしまった。
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