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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ
「それも会長が何とかするでしょう…
新島さんにはボディーガードを付けます、何かありましたら、ボディーガードと一緒に行動して下さい」
「分かりました…
それで遠藤さんは?
どこかに行くみたいですね??」
「ニューヨーク支社へ…
通常業務の他に、会長の命もありますので、終わるまでニューヨーク滞在です」
「そうですか、遠藤さんこそお気を付けて…」
「ありがとうございます、ではこれで……」
話す事だけ話し、急いでホテルを出て、空港に向かう交通機関へ…
米国は交通機関の方が多少は安全、昔こちらに来ていた頃に覚えた事。
(・・謝りそびれてしまった)
昨日の‥新島さんに抱き付いた件…
非は私の方にあり、きちんと謝るべきだった、私とした事が……
(・・その内に…
今は仕事の方が優先)
少しでも早く、指定した物を揃えなければ…
会長の事、その他にも手は打って来るだろうから。
その為にも、早くニューヨークに到着しなければならない・・・
「遠藤の方はこれで良い…
後は……」
美紀のを借りて、本社に入るか…
個人サーバーを経由すれば、本社の会長室の端末に入る事が可能。
別系統だが、ベースのOSは個人サーバーから流している、だからこそ出来る荒技、とは言っても、こんな事が出来るのは少数だろうが。
「紀永??」
「ん?」
少しゲストルームに長居し過ぎたよう…
心配そうに覗く美紀に笑い掛け、さり気なく美紀のパソコンを借りる事に‥美紀の方はかなり考え込んでしまったが。
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