この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ
ともかく、夕食はデリバリーのピザに…
流石に、凝った夕食までは作れない‥にわか料理の悲しいところ。
「ジャンクフードは久しぶりだよ…」
「紀永はね…
私の昼食はそんなのばかり、ピザなんか頼んだら、何人でシェアしないと駄目だろう?」
「購買を見たら、そんなのが多数だったね…
何時もシェア?」
コーヒー1つで、あの量なら、後は推して知るべし…
食べ盛りの学生向けなのだろう。
「何時もは2人かな?
ハンバーガー1つでも、私なんか食べ切れないもの…
ピザなんかにしたら、4人くらいでシェアしないと……」
「まあ、これでも多めと思ってしまうのだから、Sサイズの筈なのに…」
「・・でしょう?
ゆーさんと2人だと、デリバリーは絶対無理、2人揃って余すから」
平均的日本人の食事量を考えると、デリバリー系はかなり多い…
頼まないのも、良く分かる。
美紀が余し気味なので、最後の1枚を手に取り、向かうは美紀のパソコン端末。
「味は良いのだが…」
かじり付きながらも、ネットを経由して、昨日アクセスさせた、私の個人サーバーへ再びアクセス。
「・・先ずは此処で…」
此処にも必要なのが1つ、それを引っ張り出して、ちょっと弄ってから、必要な事だけタブレット端末へ…
「こちらは良し…
次は……」
此処で少し迷う…
本社の会長室と思ったが、屋敷の執務室でも良いのではないか??
アクセス権はどちらも同じ…
「・・・・・」
方向を変えて、執務室の端末にアクセス…
何重のセキュリティーだが、作った本人だ、さして気にならない。
・