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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ



「・・・・・・」


「美紀?
・・眠った・・みたいね・・・」


ちょっと悪いとは思ったけど、アイスコーヒーの中には、睡眠薬入り‥勿論目的があるから。



「・・・
良いわよ・・」


扉を開けると、研究室の外で待っていた男の人が1人・・



「上手くいったか?」


「ちゃんと薬は効いているわ・・・オリバーさん」


「良い出来だ、キャロライン」


彼は、美紀の様子をしっかり伺っているみたい…
大丈夫よ、そんなヘマしないもの。



「言われた事は全てやったわ…
本当に内定貰えるんでしょうね?」


「・・約束は守る…
最大手の企業の内定、それが約束……
その程度は、俺の一存でどうにでも出来る事」


「そう…
美紀を裏切ってまで、あんたに付いたんだもの、嘘だったら流すわよ」


「おー怖…
裏切り‥嫉妬の間違いじゃ無いのか??」


「・・っ!!」


そうよ、私は美紀に嫉妬していた…
20才の秀才に……


さしたる苦労もせず、そう呼ばれ特別待遇の美紀に…
此処に押し掛けたのも、騒いで美紀を邪魔する為、少しでも研究でも論文でも遅れれば良いって!



「嫉妬も良いけどな…
自分の能力を棚に上げてじゃ、後で後悔するぞ?」


「余計なお世話よっ」


この人が美紀に何をするのかは知らない…
だけど、最大手の内定と引き換えだったら後悔なんて無い。


声を掛けられた時、私が選んだもの、後悔なんかする訳無いでしょう。



「それで良いんだな?」


「ええ、良いわ」


「そうか…
では、このお嬢様は借りて行く……」


美紀を軽々抱き上げ、研究室を去って行く…



「後悔なんて‥しないわよ・・・」


何度も、私自身に言い聞かせるように呟いた。


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