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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第8章 NASAの敏腕女史2-勧誘は危険と隣合わせ
「くすくす……」
「元々の才能だろう、子供の頃から、何事にも優秀さを発揮していたとは聞いているが…
プログラムの内容は、私のOS基本に、美紀の縮小軽量化を合わせた物、従来の3分2以下にまで軽量化され、更にそれを元にプログラム展開をさせても、美紀の縮小軽量化は全てに働く……
私のOS基本が無ければ全くの無意味になるが、殆どのOSが従来より軽くなるのは確かだ」
あくまでも、私と美紀双方のプログラムが無くては駄目だが、あれを基本にして、他社が独自OSを作っても、このベースがある限り美紀の縮小軽量化は、プログラム全てに効果が出る。
私とは全く別分野の才能、だが同じより別の方が良い…
こうして協力すれば、どのOS基本よりも優れた物が出来上がる‥まあ、美紀に負けてもいられないから、私も改良を加えなければならないだろうが、それがまた楽しくもある……
「とんでもない親子ですよ本当に…
揃って天才肌、しかも腕は世界級と来たもんだ……
そうだ!
どうせなら、Witch of the fingertipとして活動しませんか?
早乙女の名を出すのは、何かと面倒でしょう?」
「・・確かに私‥早乙女美紀として、米国政府に関わるのは…
出来たら、オリバーさんの提案の方で活動したいです」
「最終的な契約書は後日になりますが、極力お嬢さんの都合の良い内容に持ち込みますよ…
また殴られるのは勘弁です」
「私も、棒を本気で振り下ろされるのは、願い下げだが?」
私とオリバー…
どちらとも無く渋い顔、勢いに任せて本気で殴ったのは‥まあ、認めざる負えない。
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