この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



「勿論、分かってる」


幾ら内定って言っても、私次第で消される事だってある‥そう言いたいんでしょう?


受け取った、大きめの封筒の中身を確認したら、確かにIT大手の内定通知。


ただ街で声を掛けられ、話に乗っただけなのに、どういう人なのオリバー・スミスって……
こんなに簡単に、内定通知を貰って来る‥普通出来ないわよ。



「頑張るんだね…
俺はそれしか言えない」


「分かってるわ…
裏切ってまで手にした内定だもの、無駄にする訳が無いでしょう!」


「・・・
あのお嬢さん、君が裏切ったと思っているのかなぁー??」


「・・・っ!!」


そう‥美紀は気付いていない、私が裏切った事…
でも、今更気楽に会うなんて出来っこ無い、裏切りの代償‥私はもう美紀に近付く事すら……


この話は、後味が悪い…
初めに、この人に言われた通り……



「べっ‥別に留学生1人くらい…
私は私の道を行くだけ、それに何よ、最近はオシャレのつもりなのか、TIFFANYの時計なんかしちゃってさ!」


強がりなのは分かってる、でもこう答えないと私のプライドが許さない。



「ああ…
贈り物だぞあれ……
お嬢さんの父親が、米国に来ていた時に貰った物だ‥意外に大切にしているみたいだなぁー」


「贈り物でポンっとTIFFANYの高級時計?
どんなお嬢様よ!?」


「・・・
日本で有数の資産家のお嬢さん‥ってところか…
あの父親、娘には甘そうだから、簡単に買うんじゃないか??」


は!?


日本有数の資産家の娘!?



「苦労知らずのお嬢様って事?
だから、あんな簡単な手に引っ掛かるのよ、世間を知らないから!」



/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ