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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-
そう言って、オリバーさんはケラケラ笑ってる…
あの時オリバーさんは言った、学業優先で‥さり気なく、多くなっていた企業の方を、抑えてくれたんだなとも思ってしまう。
「それでオリバーさん、この報酬なんですけど‥‥多過ぎません?
プラス出来高って…」
これ3ヶ月契約なのに、報酬は日本円で言えば500万程、更に出来高払いのオマケ付き。
「妥当だと思いますがねぇー
今回は初めてという事で、その金額になりましたが、美紀さん次第で次の契約更新の時は多くなると思いますよ??」
いや、ぁたしは多いんじゃ無いかって…
とても、学生が貰う金額じゃ無いでしょう!?
「これでも多い……」
「そう言えば、あの時も報酬の話は渋い顔をしていましたね??」
「普通の感覚だと…
普段から、あまり使うって事が少ないから、こんな提示されても、どうしたら良いか……」
「あって困る物では無いでしょう?」
「それはそうなんですけど…
日本からも毎月送って来るし‥必要経費以外、本当に使わない‥と言うより使う暇なんて無い??」
こっちで、ゆーさんが必要品の買い物とか、学内での購買とか、本当に必要最低限で後欲しい物なんて少ない。
殆ど日本から送って来るし、紀永が言っていた、もっと容量の多いは、遠藤さんの手配で、最新鋭の端末が5つに増えた。
だから、使う事も少ないのに、仕送り金額は膨大で、ぁたし個人の口座の中は大変な金額が…
だと言うのに、更にこれ‥もう銀行に行くのもって感じ、こういうのは、庶民感覚が全く抜けていない。
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