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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-
「それに言っていた共同開発…
それが正式に特許が取れ、少数ながらも使用契約に同意しましたから、その契約料も……」
「ああ!
出ましたね、Witch of the fingertip KIEIプログラムでしたか、共同開発で正式登録されている…
NASAも早速、使用契約結びましたよ」
「知ってます…
どうしても、私の同意が必要らしいですから…
契約料は半々‥と言っても私は預けっ放しですけど……」
「共同開発者として登録されていますから、2人の同意が無い限り契約は成立しませんよ…
NASAが幾らで使用契約をしたか知りたいですか?」
「・・・・・
なんか怖いので、遠慮します・・・」
一応、紀永からの連絡は来てる、確か今までの2倍の契約料を提示したとか…
初めは分からないけど、良い客と言っていたところを見ると、とんでもない金額なのは確か‥だから怖くて聞きたくないのよっ!
「お陰でWitch of the fingertipの名は、一部には有名です…
だからこそ、そのミドルネームで登録‥上が考えそうな事ですよ」
「・・・
はぁ……
契約内容は、これで不服はありません…
殆どMIT内で済むのであれば、今のままですから」
「それは良かった…
こっちもWitch of the fingertipと契約出来れば、ありがたいですからね、それに国家ですから、横の繋がりが増えますよ美紀さん?」
「横‥ですか……」
「繋がりも、多ければ多い程、後々有利になります…
そう考えると、NASAはともかく、ホワイトハウスは色んなのが集まりますから、繋がりは多くなる」
横の繋がり…
ぁたしに取って悪い話じゃ無いよ、繋がりがあれば、いざという時に有利に働くから。
ただ、どんな人と繋がるか‥それは未知数だけどね。
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